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カンニング・モンキー 天中拳 : ウィキペディア日本語版 | カンニング・モンキー 天中拳[ - てんちゅうけん]
『カンニングモンキー天中拳』( - てんちゅうけん、原題:一招半式闖江湖、英題:''Half A Loaf Of Kung-Fu!'' )は、1978年に製作された、ジャッキー・チェン主演のカンフー・コメディー映画。日本では1983年8月6日から『伊賀野カバ丸』と2本立ての併映にて封切り公開され、10億4千万円の配給収入を上げた。 ==概要== ロー・ウェイによって「第二のブルース・リー」として売り出されたがヒット作には恵まれず、ロー・ウェイの押し付けるシリアスな作風と自らの持ち味とのギャップに苦しんでいたジャッキー・チェンが、パロディ要素を満載にして若いスタッフたちとともに、結果長い期間をかけて製作した映画である。 この年代のジャッキーの作品では修行による主人公の成長を描いてるものが多いが、本作に関しては異色であり、ほとんど成長がみられない主人公で、戦闘も運がかりな勝利が多く描かれている(お陰で一時ヒロインから軽蔑されるシーンもある)。また、「一指動山拳」や「片足拳」「友達の輪拳」など冗談とも思える技も登場しており、悪人の鬘(辮髪がついている)をヌンチャクのように使ったり、ポパイのように道端に生えていたホウレン草を食べて強くなったり、夢の中で座頭市に扮するなど、ジャッキーが様々なパロディを行っている。 ジャッキー曰く、この映画を試写で見たロー・ウェイは激怒してお蔵入りにし、ジャッキーが成功した後の1980年まで公開しなかった。しかしジャッキー本人は、自伝『僕はジャッキー・チェン』の中で、「この映画はレンタルして見る価値があると断言できる。映画の中のセリフを借りて言うなら「嘘をついていたら、僕はどうしようもない畜生です」」と書いている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンニング・モンキー 天中拳」の詳細全文を読む
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